「働きたい気持ちはある。でも、ちゃんとできるか不安」
就労継続支援B型事業所を利用し始める方の中には、そんな気持ちを抱えている方も少なくありません。
長い間仕事から離れていたり、人間関係でつらい経験をしたことがあったり、体調に波があったりすると、「働く」という言葉だけでも大きなプレッシャーになることがあります。
今回は、就労継続支援B型事業所で初めて働いた日の話をご紹介します。
前日の夜から緊張していた
初めて事業所へ行く前の日。
「明日は何をするんだろう」
「失敗したらどうしよう」
「周りの人とうまく話せるかな」
「途中で体調が悪くなったらどうしよう」
そんなことを何度も考えてしまい、なかなか気持ちが落ち着きませんでした。
働くことから離れていた期間が長くなるほど、最初の一歩は大きく感じるものです。
朝起きて準備をして、家を出る。
たったそれだけのことでも、その日はとても勇気が必要でした。
事業所に着いただけで少し安心した
緊張しながら事業所に到着。
スタッフから、
「おはようございます」
「今日は無理せず、自分のペースでやってみましょう」
と声をかけてもらいました。
その言葉を聞いて、少しだけ肩の力が抜けました。
「最初から完璧にやらなくてもいいんだ」
そう思えたことを覚えています。
就労継続支援B型では、一般企業のように最初から高い成果を求めるのではなく、一人ひとりの体調や得意・不得意に合わせながら作業を進めていくことが大切です。
初めての作業は簡単な仕事から
最初に任されたのは、比較的取り組みやすい作業でした。
スタッフから作業方法を教えてもらい、一つずつ確認しながら進めていきます。
最初は、
「これで合っているかな?」
と何度も不安になりました。
分からないところをスタッフに聞くと、もう一度ゆっくり説明してくれました。
少しずつ作業に慣れてくると、不思議なことに緊張よりも、
「もう少しやってみよう」
という気持ちが出てきました。
一つ終わる。
また一つ終わる。
小さなことですが、作業が終わるたびに「自分にもできた」という感覚が生まれてきました。
「ありがとう」がうれしかった
作業が終わったとき、スタッフから、
「ありがとうございます。助かりました」
と言ってもらいました。
何気ない一言だったかもしれません。
でも、その言葉がとてもうれしかったのです。
仕事から離れていると、自分が誰かの役に立っているという感覚を持つ機会が少なくなることがあります。
だからこそ、仕事を通して「ありがとう」と言われた経験は、大きな自信につながりました。
働くことは、お金を得ることだけではありません。
誰かに必要とされたり、自分の仕事が誰かの役に立ったりすることも、働くことの大切な意味なのだと思います。
初日は「できたこと」を見る
もちろん、初日からすべてがうまくいったわけではありません。
作業を間違えそうになったり、疲れて集中力が落ちたり、周りの人とあまり話せなかったり。
できなかったこともありました。
でも、振り返ってみると、
朝起きることができた
事業所まで来ることができた
挨拶ができた
作業に参加できた
分からないことを質問できた
最後まで一日を過ごすことができた
こんなにも「できたこと」がありました。
最初から100点を目指す必要はありません。
昨日までできなかったことが一つできれば、それも立派な前進です。
帰るころには「また来てもいいかな」と思えた
初めて働いた一日は、思っていた以上に疲れました。
それでも帰るころには、朝とは少し気持ちが変わっていました。
「思っていたより大丈夫だった」
そして、
「また来てもいいかな」
と思えたのです。
「毎日働かなければいけない」と考えると、大きな壁に感じるかもしれません。
でも、最初は一日でいい。
もっと言えば、まずは見学だけでもいいのです。
一日できたら、次の一日。
その積み重ねによって生活リズムが整ったり、人と話すことへの不安が少なくなったり、仕事への自信が少しずつ戻ってきたりします。
就労継続支援B型は「働く練習」ができる場所
就労継続支援B型を探している方の中には、
「自分に仕事ができるのだろうか」
と心配している方もいると思います。
でも、最初から何でもできる必要はありません。
毎日が夏休み。では、一人ひとりのペースを大切にしながら、できることを少しずつ増やしていくことを大切にしています。
パソコン作業など、それぞれの得意なことを活かせる仕事もあります。
働くことに不安がある方にとって必要なのは、「頑張れ」と背中を強く押されることではなく、安心して最初の一歩を試せる環境なのかもしれません。
まとめ|最初の一日は人生を変える小さな一歩
初めて働く日は、誰でも緊張します。
特に長く仕事から離れていた方にとっては、事業所へ向かうだけでも大きな挑戦です。
だからこそ、最初の日に大切なのは「どれだけ仕事ができたか」だけではありません。
今日、ここまで来ることができた。
まずは、それで十分です。
その小さな成功体験を積み重ねていくことで、
「自分にもできるかもしれない」
という気持ちが少しずつ育っていきます。
流山市・柏市・野田市周辺で就労継続支援B型事業所を探している方、働くことに不安を感じている方は、まずは見学や相談から始めてみてください。
「働くのが怖い」から、「明日も行ってみよう」へ。
その変化は、たった一日から始まることがあります。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
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