「就労定着支援って働くのに給料は出るの?」
就労支援について調べていると、「就労定着支援」という言葉を目にすることがあります。
そこで多くの方が疑問に思うのが、
就労定着支援を利用すると給料はもらえるの?
仕事をしているのに、さらに支援を受けるの?
無料で相談できる制度なの?
就労移行支援やB型・A型と何が違うの?
という点です。
結論からお伝えすると、
就労定着支援そのものから「給料」は支払われません。
ただし、すでに働いている職場からの給料は通常どおり支払われます。
この記事では、
就労定着支援とは何か
給料はもらえるのか
どんな支援が受けられるのか
なぜ必要な制度なのか
を、初めての方にもわかりやすく解説します。
就労定着支援とは何か?
就労定着支援とは、
障がいや病気のある方が一般企業などに就職した後、
長く安定して働き続けられるようにサポートする福祉サービス
です。
対象となるのは、
就労移行支援
就労継続支援A型
就労継続支援B型
などを利用して一般就労した方です。
就職したら終わり、ではなく、
「働き続ける」ことを支えるための支援
が就労定着支援です。
結論|就労定着支援から給料は出ない
就労定着支援は、
仕事を提供するサービス
作業をする場所
ではありません。
そのため、
就労定着支援そのものから給料や工賃は支払われません。
収入について整理すると次のようになります。
| 項目 | 収入はある? |
|---|---|
| 就労定着支援 | なし |
| 就職先の会社 | 給料あり |
| A型事業所 | 賃金あり |
| B型事業所 | 工賃あり |
| 就労移行支援 | 原則なし |
就労定着支援は「働いた対価をもらう場」ではなく、
相談・調整・支援を受ける場です。
なぜ就労定着支援では給料が出ないのか?
理由はとてもシンプルです。
① 就労定着支援は「労働」ではないから
就労定着支援で行うのは、
面談
相談
職場との調整
困りごとの整理
といった支援サービスです。
利用者は「働く」のではなく、
支援を受ける立場になります。
② 福祉サービスとして国の制度で運営されているから
就労定着支援は、
国と自治体の給付金で運営されています。
そのため、
利用者が働いて収益を出す仕組みではありません。
就労定着支援を利用している間の収入はどうなる?
就労定着支援を利用している方の多くは、
すでに一般企業などで働いています。
そのため、収入は以下のようになります。
勤務先からの給料
ボーナス(会社による)
障害年金(該当する場合)
生活保護(条件による)
就労定着支援は、
この「働いて得ている給料」を守るための支援とも言えます。
就労定着支援では何をしてくれるの?
では、給料が出ないのに、
なぜ就労定着支援を利用するのでしょうか?
それは、働き続ける上で次のような悩みが出てくるからです。
仕事のミスが増えて不安
職場の人間関係がつらい
疲れやすくなった
上司にどう相談すればいいか分からない
体調管理が難しい
こうした悩みを、
一人で抱え込まず、専門の支援員と一緒に整理する
のが就労定着支援の役割です。
就労定着支援の具体的な支援内容
① 定期面談・相談支援
月1回〜数回、
仕事の様子
体調
困っていること
を支援員と話します。
② 会社との調整・橋渡し
本人が言いにくいことを、
支援員が会社に伝える
配慮を相談する
働き方を調整する
といったサポートも行います。
③ 生活面のサポート
仕事だけでなく、
生活リズム
金銭管理
通院
ストレス対処
なども含めて支援します。
④ トラブル防止・早期対応
問題が大きくなる前に、
小さな変化をキャッチして対応する
ことが、就労定着支援の重要な役割です。
就労定着支援を使うメリット
メリット① 仕事を辞めにくくなる
一人で悩むより、
話せる相手がいる
相談できる場所がある
ことで、離職を防ぎやすくなります。
メリット② 職場でのストレスが減る
誤解
すれ違い
無理な我慢
を減らし、働きやすい環境を作ります。
メリット③ 自信を持って働ける
「困ったら相談できる」という安心感が、
仕事への安定感と継続力
につながります。
就労定着支援は誰が利用できる?
原則として、
就労移行支援
就労継続支援A型
就労継続支援B型
などを利用し、一般就労した方が対象です。
利用期間は、
原則3年間(36か月)
と定められています。
就労定着支援は無料なの?
就労定着支援は障害福祉サービスなので、
世帯収入
市町村の区分
によって利用料が決まります。
多くの方は、
自己負担0円〜数千円程度
で利用しています。
よくある誤解
誤解① 就労定着支援=働く場所
→ 違います。相談・支援の場です。
誤解② 給料が出ないなら意味がない
→ 仕事を続けるための保険のような支援です。
誤解③ 弱い人の制度
→ 働き続ける力を守る制度です。
就労定着支援はなぜ必要なのか?
統計では、
就職後6か月〜1年以内に離職する人が多い
という現実があります。
理由は、
人間関係
体調悪化
ストレス
相談できない
ことが重なるからです。
就労定着支援は、
「辞める前に支える制度」
として作られました。
就労定着支援と他サービスの違い
| サービス | 給料 | 目的 |
|---|---|---|
| 就労移行支援 | なし | 就職準備 |
| A型 | あり | 働く+支援 |
| B型 | 工賃 | 働く練習 |
| 就労定着支援 | なし | 働き続ける支援 |
まとめ|就労定着支援は給料がもらえるの?
最後にまとめます。
就労定着支援そのものから給料は出ない
働いている職場の給料は通常どおり出る
支援内容は相談・調整・生活支援
離職防止が最大の目的
働き続けるための大切な制度
就労定着支援は「お金をもらう制度」ではなく、
「働き続ける力を支える制度」です。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
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