「就労支援って働くのにお金はもらえるの?」
就労支援サービスを調べていると、多くの方が次のような疑問を持ちます。
就労支援を利用したら給料はもらえるの?
A型とB型で違いはある?
生活できる金額なの?
無償で働くことになるの?
結論からお伝えすると、
就労支援サービスの種類によって、給料がもらえる場合ともらえない場合があります。
就労支援サービスには主に次の3種類があります。
就労継続支援A型
就労継続支援B型
就労移行支援
それぞれの仕組みと「収入」について、順番に解説します。
就労支援サービスとは何か?
就労支援サービスとは、
障がいや病気、心身の不調などにより、
一般的な就職や働き方が難しい人が、
自分に合った形で働く準備や練習をする福祉サービス
です。
単に仕事を紹介するだけでなく、
働く力を身につける
生活リズムを整える
社会参加を支援する
長く働き続けられるようにする
ことを目的としています。
結論|給料がもらえるのはA型のみ
まず全体像を整理しましょう。
| サービス種別 | 給料はもらえる? | 内容 |
|---|---|---|
| 就労継続支援A型 | もらえる(最低賃金以上) | 雇用契約あり |
| 就労継続支援B型 | 工賃(少額) | 雇用契約なし |
| 就労移行支援 | 原則なし | 就職準備訓練 |
「給料」という意味で安定した収入があるのは A型のみ です。
就労継続支援A型の給料について
A型は「雇用契約」を結ぶ
A型では、事業所と利用者が 雇用契約 を結びます。
そのため、
最低賃金以上の給料(賃金)が法律で保証されます。
これはアルバイトやパートと同じ扱いです。
A型の給料の目安
勤務時間は短時間が多いため、月収は次のようになります。
例(最低賃金1,000円の場合)
1日4時間 × 週5日
→ 月収 約80,000円
1日5時間 × 週5日
→ 月収 約100,000円
1日6時間 × 週5日
→ 月収 約120,000円
地域や事業所によって差はありますが、
月7万円〜15万円前後
が一般的な目安です。
A型のメリット
給料が安定している
労働者としての権利がある
社会保険に入れる場合もある
一般就労へのステップになる
A型の注意点
出勤義務がある
体調管理が必要
欠勤が続くと契約終了の可能性
責任が伴う
「給料が出る=楽」ではなく、
一定の働く力が求められます。
就労継続支援B型の工賃について
B型は「給料」ではなく「工賃」
B型では雇用契約を結ばないため、
最低賃金は適用されず、工賃(報酬)が支払われます。
工賃は「給料」ではなく、
作業に対する謝礼のような位置づけです。
B型の工賃の目安
厚生労働省の統計では、
全国平均:月額 約16,000円前後
となっています。
実際には、
月5,000円程度
月10,000円〜30,000円
高い事業所で月5万円以上
など、事業所ごとに大きく差があります。
B型のメリット
週1日・短時間から通える
体調に合わせて調整できる
プレッシャーが少ない
働く練習になる
B型の注意点
生活できる収入ではない
収入目的ではない
将来設計が必要
B型は、
お金を稼ぐ場所というより、働く準備の場所
です。
就労移行支援では給料はもらえる?
原則、給料はもらえない
就労移行支援は、
就職準備
訓練
ビジネスマナー
就職活動支援
を行うサービスです。
そのため、
給料や工賃は原則として支払われません。
例外的に交通費補助や奨励金がある場合も
一部の自治体や事業所では、
通所交通費補助
皆勤手当のような奨励金
が支給されるケースもありますが、
「給料」とは異なります。
なぜB型や就労移行支援は給料が低いのか?
理由は大きく3つあります。
① 福祉サービスだから
就労支援は「仕事」ではなく
福祉制度として運営されています。
収益を出すことよりも、
支援の質が優先されます。
② 生産性より支援が優先される
作業スピード
効率
品質
よりも、
安全・安心・体調配慮
が重視されます。
そのため、一般企業ほどの利益は出ません。
③ 目的が「就職」だから
就労支援の目的は、
給料を稼ぐことではなく、働ける力を身につけること
です。
就労支援の収入だけで生活できる?
結論から言うと、
A型・B型ともに、給料だけで生活するのは難しいケースが多い
です。
多くの方は、
障害年金
生活保護
家族の支援
他の制度
と組み合わせて生活しています。
「給料が少ない=意味がない」ではない
就労支援の価値は、お金だけではありません。
得られるもの:
生活リズム
社会とのつながり
自信
スキル
経験
これらは将来の一般就労につながります。
どの就労支援を選べばいい?
判断のポイントは次の通りです。
Q1. 今すぐ収入が必要?
はい → A型
いいえ → B型・就労移行
Q2. 体調は安定している?
はい → A型
不安 → B型
Q3. 就職を目指している?
はい → 就労移行 or A型
まだ不安 → B型
よくある誤解
誤解① B型は働いていない?
→ 働いています。練習段階です。
誤解② 就労移行支援は無料で使われている?
→ 訓練サービスです。
誤解③ A型が一番偉い?
→ 優劣ではありません。役割の違いです。
利用までの流れ
事業所見学・相談
市区町村へ申請
医師の意見書
受給者証の発行
利用開始
まとめ|就労支援サービスで給料はもらえる?
最後にまとめます。
A型は給料(最低賃金以上)が出る
B型は工賃(少額)
就労移行支援は原則収入なし
目的と体調で選ぶことが大切
将来につながる支援制度
就労支援サービスは、稼ぐ場所ではなく、
自分らしく働く道を見つける場所です。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
NEW
-
2026.03.17
-
2026.03.16就労支援B型の工賃が安...就労継続支援B型について調べていると、「工賃が安...
-
2026.03.15就労支援B型で働くメリ...就労継続支援B型は、障害や体調などの理由で一般企...
-
2026.03.14就労支援B型は意味がな...「就労支援B型は意味がない」インターネットで検索...
-
2026.03.13うつ病の就労支援とは...うつ病でも働くことはできる?うつ病になると、や...
-
2026.03.12ASD(自閉スペクトラム...ASDの方が仕事で感じやすい困りごとASD(自閉スペ...
-
2026.03.10ADHDの方の就労支援と...ADHDの方が感じやすい働きづらさADHD(注意欠如・...
-
2026.03.09ハローワークの障害者...ハローワークには障害者専門窓口がある「障がいが...