「就労支援の給料って実際いくらもらえるの?」
就労支援について調べると、多くの方が気になるのが
A型とB型では給料は違うの?
月にいくらもらえるの?
生活できる金額なの?
働く意味はあるの?
という点です。
結論からお伝えすると、
就労支援A型は「給料(賃金)」、B型は「工賃」であり、金額・仕組み・目的が大きく異なります。
この記事では、
A型とB型の給料の違い
実際の金額目安
なぜ差があるのか
生活との関係
選び方のポイント
を、初めての方にもわかりやすく解説します。
就労支援A型・B型とは?
就労支援A型・B型は正式には、
就労継続支援A型・就労継続支援B型
と呼ばれる障がい福祉サービスです。
どちらも、
障がいや病気
心身の不調
働くことが難しい状況
を抱える方が「働く」ことを支援する制度です。
ただし、給料の仕組みが根本的に違います。
最大の違いは「雇用契約があるかどうか」
| 項目 | A型 | B型 |
|---|---|---|
| 雇用契約 | あり | なし |
| 立場 | 労働者 | 利用者 |
| 支払われるお金 | 賃金(給料) | 工賃 |
| 最低賃金 | 適用される | 適用されない |
| 働き方 | 一般就労に近い | 働く練習 |
この違いが、給料の差につながります。
就労支援A型の給料(賃金)
A型は「給料」が支払われる
A型では事業所と雇用契約を結ぶため、
最低賃金以上の給料(賃金)が法律で保証されています。
これは一般のアルバイトと同じ扱いです。
A型の月収の目安
勤務時間は短時間が多いため、月収は次のようになります。
例(最低賃金1,000円の場合):
1日4時間 × 週5日
→ 月収 約80,000円
1日5時間 × 週5日
→ 月収 約100,000円
1日6時間 × 週5日
→ 月収 約120,000円
地域・事業所・勤務時間によって差がありますが、
月7万円〜15万円前後
が一般的な目安です。
A型での仕事内容
A型の主な仕事例:
清掃業務
軽作業(梱包・組立)
事務補助
パソコン入力
飲食店補助
農作業
比較的「仕事」として成立する業務が中心です。
A型のメリット
最低賃金が保障される
社会保険に加入できる場合もある
働いている実感が持てる
一般就労へのステップになる
A型の注意点
体調管理が必要
出勤義務がある
責任が伴う
欠勤が続くと契約終了の可能性
「給料が高い=楽」というわけではありません。
就労支援B型の工賃
B型は「給料」ではなく「工賃」
B型では雇用契約を結ばないため、
最低賃金の適用はなく、作業に応じた工賃が支払われます。
工賃は「報酬」のような位置づけです。
B型の月額工賃の目安
全国平均(厚生労働省データ)では、
月額 約16,000円前後
が目安とされています。
ただし実際には:
月5,000円程度
月10,000円〜30,000円
高い事業所で月5万円以上
と、事業所ごとに大きな差があります。
B型の仕事内容
B型での仕事例:
内職作業(袋詰め・シール貼り)
手工芸・ハンドメイド
パソコン作業
清掃
リサイクル作業
農作業
「できることから始める」のが特徴です。
B型のメリット
週1日・短時間から通える
体調に合わせて調整できる
欠席しやすい
プレッシャーが少ない
社会参加の第一歩になる
B型の注意点
生活できる収入ではない
収入目的ではない
将来設計が必要
B型は、
お金を稼ぐ場所というより、働く練習の場所
です。
なぜA型とB型で給料に差があるのか?
理由は大きく3つあります。
① 雇用か福祉かの違い
A型:労働契約
B型:福祉サービス
という制度上の違いがあります。
② 生産性の違い
A型は「事業として成立する仕事」を行いますが、
B型は「支援が前提」の作業です。
そのため収益に差が出ます。
③ 目的の違い
A型:
→ 働きながら収入を得る
B型:
→ 働く自信を取り戻す
目的が違うため、給料体系も違います。
就労支援の給料だけで生活できる?
結論から言うと、
A型・B型ともに、給料だけで生活するのは難しい場合が多い
です。
多くの方は、
障害年金
生活保護
家族の支援
他の制度
と組み合わせて生活しています。
「給料が低い=意味がない」ではない
よくある誤解です。
就労支援の価値は、
お金
仕事
収入
だけではありません。
得られるもの:
生活リズム
社会とのつながり
自信
スキル
経験
これらは将来の一般就労や自立につながります。
A型とB型、どちらを選べばいい?
次の質問で考えてみましょう。
Q1. 決まった時間働けそう?
はい → A型
いいえ → B型
Q2. 今すぐ収入が必要?
はい → A型
不安 → B型
Q3. 体調に波がある?
はい → B型
いいえ → A型
Q4. 働く自信はある?
ある程度ある → A型
まだ不安 → B型
よくある誤解
誤解① B型は働いていない?
→ 働いています。ただし練習段階です。
誤解② A型の方が偉い?
→ 優劣ではありません。役割が違うだけです。
誤解③ B型はずっと続ける場所?
→ 多くの人は次のステップを目指します。
利用するまでの流れ
事業所の見学・相談
市区町村の障がい福祉課へ申請
医師の意見書・アセスメント
受給者証の発行
利用開始
まとめ|就労支援A型とB型の給料
最後にまとめます。
A型は最低賃金以上の給料
B型は工賃(月数千円〜数万円)
収入目的ならA型
練習目的ならB型
自分の体調と目標で選ぶ
就労支援は「稼ぐため」だけの制度ではありません。
自分らしく働く道を見つけるための制度です。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
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