「就労移行支援が合わない人もいる?」
就労移行支援について調べていると、
-
就職率が高い
-
一般就労を目指せる
-
手厚い支援がある
といった前向きな情報が多く見つかります。
一方で、実際にはこんな声もあります。
-
通うのがつらかった
-
プレッシャーが強かった
-
途中でやめてしまった
-
「自分には向いていない」と感じた
結論からお伝えすると、
就労移行支援は、誰にでも合う万能な支援ではありません。
使えない(=合わない)人がいるのは、自然なことです。
この記事では、
-
就労移行支援が「使えない」と感じやすい人の特徴
-
それは失敗なのか
-
合わない場合の別の選択肢
を、現場目線でわかりやすく解説します。
そもそも就労移行支援とはどんな支援か
まず前提として、
就労移行支援の目的を整理しておきましょう。
就労移行支援とは、
障がいや病気のある人が、
一般企業への就職を目指すための訓練・就職支援
です。
特徴は次の通りです。
-
ゴールは「一般就労」
-
原則2年間の利用期限
-
通所型が中心
-
給料・工賃は出ない
-
就職活動が必須
つまり就労移行支援は、
「就職する前提」で進む支援
という点が、非常に重要です。
就労移行支援が使えない人の特徴①
体調や症状がまだ安定していない
もっとも多いのが、このケースです。
-
気分や体調の波が激しい
-
外出自体が大きな負担
-
朝起きるのがつらい
-
通所が続かない
就労移行支援では、
-
週3〜5日の通所
-
決まった時間の参加
が前提になることが多いため、
体調が不安定な段階では負担が大きくなりやすいです。
これは「怠け」でも「甘え」でもありません。
順番の問題です。
就労移行支援が使えない人の特徴②
まだ「働く準備」が整っていない
就労移行支援は「準備支援」ですが、
それでも最低限の土台が求められます。
たとえば、
-
生活リズムが大きく崩れている
-
人と関わること自体が強いストレス
-
働くことへの恐怖が強すぎる
こうした状態では、
-
就活の話
-
面接練習
-
期限つきの目標設定
が、逆にプレッシャーになってしまいます。
就労移行支援が使えない人の特徴③
一般就労を目指す気持ちがまだ固まっていない
就労移行支援は、
「いつか働けたらいいな」ではなく
「一般就職を目指す」支援
です。
そのため、
-
まだ働く覚悟が持てない
-
就職より安心できる居場所がほしい
-
まずは外に出る練習をしたい
という段階の方には、
ミスマッチが起こりやすくなります。
これは「やる気がない」のではなく、
ゴール設定が合っていないだけです。
就労移行支援が使えない人の特徴④
就職を「急がされる感覚」がつらい人
就労移行支援には、
-
利用期限(原則2年)
-
就職実績への意識
があります。
そのため、
-
「早く就職しなければ」
-
「結果を出さなければ」
という 見えないプレッシャー を感じる人もいます。
特に、
-
失敗経験が多い
-
自己肯定感が低い
方にとっては、
この空気感がつらく感じられることがあります。
就労移行支援が使えない人の特徴⑤
支援を「受け身」で期待しすぎている
就労移行支援は、
-
就職先を用意してくれる
-
何もしなくても決まる
場所ではありません。
-
自己理解
-
振り返り
-
行動
を 一緒に進める支援 です。
そのため、
-
指示待ち
-
任せきり
になってしまうと、
「思っていたのと違う」と感じやすくなります。
就労移行支援が合わない=失敗ではない
ここで、とても大切なことをお伝えします。
就労移行支援が使えなかったからといって、
その人が就職できないわけではありません。
合わなかった理由の多くは、
-
体調のタイミング
-
支援の種類のミスマッチ
です。
むしろ、
「今は合わない」と気づけたこと自体が前進
です。
就労移行支援が合わない人の別の選択肢
① 就労継続支援B型
-
雇用契約なし
-
体調最優先
-
働く練習・社会参加が目的
「まずは外に出る」「安心して通う」
という段階の方に向いています。
② 就労継続支援A型
-
雇用契約あり
-
就労能力がある程度ある
体調が安定してきた段階で、
移行支援を使わずにA型から始める人もいます。
③ 医療・生活支援を優先する
-
デイケア
-
訪問支援
-
生活リズムの立て直し
「今は就職より回復」
という選択も、立派な判断です。
「使えない」と判断する前に確認したいこと
もし今、
-
移行支援がつらい
-
続けられない
と感じているなら、
次の視点で整理してみてください。
-
事業所の雰囲気は合っているか
-
通所日数が多すぎないか
-
ゴール設定が自分に合っているか
事業所を変えるだけで、
合うケースもあります。
まとめ|就労移行支援が使えない人の特徴
最後に、この記事のポイントをまとめます。
-
就労移行支援は誰にでも合う支援ではない
-
体調が安定していない人には負担が大きい
-
一般就労を目指す段階でない場合はミスマッチ
-
プレッシャーを強く感じる人には合いにくい
-
合わないと気づくことは、次への大切な判断材料
就労支援に「正解の順番」はありません。
今の自分に合う支援を選ぶことが、何より大切です。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
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