B型とA型、何が違うのか分からない方へ
就労支援について調べると、必ず出てくるのが
就労継続支援B型
就労継続支援A型
という2つの言葉です。
そして多くの方が、こんな疑問を持ちます。
B型とA型は何が違うの?
どちらの方が「良い」の?
自分(家族)はどちらが合っている?
結論からお伝えすると、
B型とA型に「優劣」はありません。
それぞれ役割が違い、向いている人が違う支援です。
この記事では、
就労支援B型とA型の違いを
制度・働き方・対象者・メリット・注意点の視点から、
できるだけ分かりやすく解説します。
就労支援B型・A型とは何か
まずは共通点から確認しましょう。
共通点
就労支援B型・A型はいずれも、
障がいや病気などにより
一般企業での就労が難しい方に対して
働く機会と支援を提供する
障害福祉サービスです。
「働きたい」という気持ちを大切にしながら、
その人に合った働き方を支援する点は共通しています。
就労支援B型とA型の一番大きな違い
B型とA型の最大の違いは、
雇用契約があるかどうかです。
| 項目 | B型 | A型 |
|---|---|---|
| 雇用契約 | なし | あり |
| 給与 | 工賃 | 給与(最低賃金以上) |
| 働き方 | 自分のペース | 一般就労に近い |
| 柔軟性 | 高い | 比較的低い |
この違いが、
そのまま「向いている人の違い」につながります。
就労支援B型とはどんな支援?
B型の特徴① 雇用契約を結ばない
B型では、
事業所と 雇用契約を結びません。
そのため、
出勤日数
作業時間
作業量
を、
体調や特性に合わせて柔軟に調整できます。
「毎日通えない」
「長時間働くのが難しい」
という方でも利用しやすいのが特徴です。
B型の特徴② 工賃が支払われる
B型では、
給与ではなく 工賃 が支払われます。
作業量や内容に応じて支払われる
最低賃金の適用はない
金額は事業所によって異なる
工賃は高収入を目的とするものではなく、
「働いた対価を受け取る経験」を重視しています。
B型の特徴③ 働く練習・社会参加が目的
B型は、
働くことに慣れる
生活リズムを整える
自信を取り戻す
社会とのつながりを持つ
といった
「働く土台づくり」の役割が大きい支援です。
B型が向いている人
体調や気分に波がある
毎日決まった時間に働くのが難しい
長期間のブランクがある
働くこと自体に不安が強い
自分のペースで働きたい
年齢制限が原則ない点も、
B型の大きな特徴です。
就労支援A型とはどんな支援?
A型の特徴① 雇用契約を結ぶ
A型では、
事業所と 雇用契約を結びます。
そのため、
労働時間
勤務日数
業務内容
が、ある程度決まっています。
一般就労に近い働き方が特徴です。
A型の特徴② 給与が支払われる
A型では、
最低賃金以上の給与
労働基準法が適用
されます。
「働いて安定した収入を得たい」
という方にとって、大きなメリットです。
A型の特徴③ 就労能力が一定程度必要
雇用契約を結ぶため、
安定した通所
一定時間の勤務
指示理解・作業遂行
が求められます。
その分、
働く力がある程度身についている方が対象になります。
A型が向いている人
体調が比較的安定している
決まった時間に通勤できる
雇用契約のもとで働きたい
将来的に一般就労を目指したい
年齢制限は、
原則18歳〜65歳未満です。
B型とA型の違いを項目別に整理
① 働き方の違い
B型:体調優先・柔軟
A型:仕事優先・安定重視
② 収入の違い
B型:工賃(低めだが無理がない)
A型:給与(最低賃金以上)
③ 責任の重さ
B型:失敗しても支援が前提
A型:労働者としての責任がある
④ 利用のハードル
B型:低い
A型:やや高い
よくある誤解|「A型の方が上」ではありません
よく聞かれるのが、
「B型はレベルが低くて、A型の方が上なのでは?」
という誤解です。
これは 間違い です。
B型とA型は、
ステップアップの関係
上下関係
ではなく、
目的と役割が違う支援
です。
B型で安定した後、
A型や一般就労へ進む人もいれば、
B型を長く安心して利用する人もいます。
どちらが正解、ということはありません。
B型・A型は途中で変えられる?
はい、可能です。
B型 → A型
A型 → B型
体調や生活状況に応じて、
支援の形を変えることは珍しくありません。
「今の自分に合っているかどうか」
それが最も大切です。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
迷ったときは、
次の視点で考えてみてください。
無理をしていないか
続けられそうか
安心して通えそうか
相談できる環境か
頑張れるかではなく、続けられるか
が、選ぶ際の大切な基準です。
まとめ|B型とA型の違いとは
最後にポイントをまとめます。
B型とA型の最大の違いは「雇用契約の有無」
B型は柔軟で、働く練習や社会参加が目的
A型は雇用契約があり、一般就労に近い
どちらが良い・悪いではなく、合う・合わない
その時の体調や状況に合った選択が大切
就労支援は、
人を型にはめる制度ではなく、
人に合わせて形を変える支援です。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
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