工賃を増やす作戦会議、始めます|B型事業所の仕事と工夫

query_builder 2026/11/04
工賃を増やす作戦会議、始めます|B型事業所の仕事と工夫

「もう少し工賃が増えたら、好きなものを買いたい」


「自分の仕事が、どんなふうに収入につながるのか知りたい」


そんな気持ちは、働くうえで大切なものです。


千葉県野田市の就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」でも、工賃につながる仕事の工夫を大切にしています。


ただ、「もっと頑張りましょう」と声をかけるだけでは、仕事はなかなか変わりません。


作業の進め方や商品の伝え方など、事業所として見直せることもたくさんあります。


今回は、工賃アップを目指すために、どのような工夫ができるのかを考えてみます。


工賃を増やすには、仕事の流れを見てみよう


B型事業所の仕事を考えるとき、完成した数や売上に目が向きがちです。


しかし、その手前には、準備、確認、片付けなど、さまざまな工程があります。


例えば、商品を一つ出品する場合でも、検品、撮影、説明文の作成、梱包といった仕事があります。


どこかで手順がわからなくなったり、必要な道具を探す時間が長くなったりすると、作業が止まってしまいます。


そこで、まず考えたいのは「どこを変えると進めやすいか」です。


道具の置き場所を決める。


見本を近くに置く。


確認する項目を紙にまとめる。


小さな見直しが、働きやすさと仕事の成果の両方につながることがあります。


作戦① 得意な工程を持ち寄る


「毎日が夏休み。」では、パソコン作業、EC物販、古着の検品、ミシンやハンドメイドなどの作業に取り組んでいます。


同じ仕事でも、取り組みやすい工程は人によって違います。


細かな汚れに気づく方、写真を撮るのが好きな方、決まった手順を丁寧に繰り返せる方。


それぞれの得意が生きる分担を考えることも、一つの作戦です。


例えばハンドメイドなら、縫う工程だけでなく、生地を選ぶ、材料をそろえる、完成品を確認する、袋に入れるといった役割があります。


「全部できるようになる」を急がず、まずは力を発揮しやすいところから。


役割がつながることで、一人では難しかった仕事にも取り組める可能性が広がります。


作戦② 「買いたい」と思ってもらえる伝え方を考える


良い商品でも、その魅力が伝わらなければ、購入にはつながりにくいものです。


EC物販なら、写真は明るく見やすいか。


サイズや状態は伝わるか。


購入する方が知りたい情報がそろっているか。


こうした点を、一つずつ確認できます。


ハンドメイドでも、「どんな場面で使えるか」まで伝える工夫が考えられます。


カードケースなら用途や大きさ、布小物なら素材や使い勝手。使う場面が想像できると、商品の魅力も伝わりやすくなります。


工賃アップを考えることは、目の前の商品を使う人の気持ちを考えることでもあります。


作戦③ やり直しや材料の無駄を減らす


たくさん作っても、作り直しが続いたり、必要以上に材料を使ったりすると、その分だけ時間や費用がかかります。


だからこそ、最初の一つを一緒に確認する、わかりにくい手順は写真にする、迷ったときに質問しやすくする、といった準備が役立ちます。


ここで大切なのは、失敗した人を責めないことです。


「説明がわかりにくかったかな」


「見本を変えたら取り組みやすいかな」


失敗を手がかりに、仕事の仕組みを整える。


安心して確認できる環境が、丁寧な仕事を支えます。


作戦④ 売上と一緒に、かかった時間や費用も見る


売上が増えたら、そのまま同じだけ工賃が増えるとは限りません。


材料費、販売手数料、送料など、仕事に必要な費用もあるためです。


新しい商品や仕事を考えるときには、「いくらで売れるか」に加えて、「材料はいくらか」「完成までにどれくらい時間がかかるか」も確認したいところです。


売れやすさ、作りやすさ、続けやすさを一緒に考えることで、次に取り組む仕事の選び方も変わってきます。


また、結果を振り返るときは、数字だけでなく「この工程は疲れやすかった」「この方法なら続けられそう」といった感想も大切な情報になります。


工賃アップの作戦には、利用者さんの声が必要です


工賃を増やすための工夫は、職員だけで考えるものではありません。


「この道具のほうが使いやすい」


「ここに見本があると助かる」


「次はこんなものを作ってみたい」


実際に作業する方の声には、仕事を良くするヒントがあります。


一方で、工賃のために体調を崩してしまっては、続けることが難しくなります。


休憩や作業量の調整も含めて、無理なく取り組める方法を探すことが大切です。


「毎日が夏休み。」が目指すのは、それぞれの得意や気づきを、仕事の価値につなげていくことです。


野田市・流山市・柏市周辺で就労継続支援B型をお探しの方は、ぜひ見学で作業の様子をご覧ください。


自分にできそうな仕事を探すところから、一緒に始めてみませんか。



----------------------------------------------------------------------

毎日が夏休み。

住所:千葉県野田市清水68

駒ビル3階2号室

電話番号:04-7197-3038

----------------------------------------------------------------------
modal_banner