「毎日が同じことの繰り返しで、何も面白くない」
以前の私は、そんなふうに感じていました。
朝起きても特に予定はなく、外出する理由もありません。何かを始めたい気持ちはあっても、「失敗したらどうしよう」「人とうまく話せなかったら嫌だ」と考えてしまい、なかなか一歩を踏み出せませんでした。
一般就労を目指した時期もありました。しかし、週5日、決まった時間に働き続けることへの不安が大きく、応募する前から疲れてしまいました。
そんな私が出会ったのが、就労継続支援B型事業所でした。
B型事業所は「頑張れる人」が行く場所だと思っていた
最初に就労継続支援B型を紹介されたときは、正直、あまり気が進みませんでした。
「毎日休まず通わなければいけないのではないか」
「作業が遅かったら迷惑をかけるのではないか」
「知らない人たちの中で過ごせるだろうか」
そんな不安が次々と浮かびました。
それでも、まずは見学だけしてみることにしました。
見学したB型事業所では、全員が同じ作業をしているわけではありませんでした。
パソコン作業をしている人、内職に集中している人、古着を検品している人、ミシンを使って作品を作っている人もいました。
静かに作業する人もいれば、職員と話しながら取り組む人もいます。
私が想像していた「みんなに合わせなければならない場所」とは、少し違っていました。
最初の目標は「働くこと」ではなかった
利用を始めたばかりの頃、私の目標は立派なものではありませんでした。
まずは朝起きること。そして、決めた日に家を出ること。
事業所に到着しても、気分が乗らず、作業がほとんどできない日もありました。「せっかく来たのに何もできなかった」と落ち込んだこともあります。
しかし、職員から言われたのは、「今日は来られただけでも十分ですよ」という言葉でした。
そのとき、少しだけ肩の力が抜けました。
B型事業所は、できないことを責められる場所ではありませんでした。今の自分にできることを探し、無理のないところから始められる場所だったのです。
作業を通して「好き」が増えていった
通所に慣れてくると、少しずついろいろな作業を経験するようになりました。
最初は簡単な袋詰めや商品の検品から始めました。慣れてきてからは、パソコンを使った入力作業にも挑戦しました。
作業で失敗することもありました。
それでも、職員と一緒に原因を確認すると、「自分にはできない」で終わらず、「次はこうしてみよう」と考えられるようになりました。
昨日より少し早くできた。
一人で最後まで終えられた。
誰かから「ありがとう」と言ってもらえた。
それまでの生活では気づかなかった小さな達成感が、少しずつ増えていきました。
「自分にもできることがある」
そう思えるようになると、作業だけでなく、人と話すことも以前ほど怖くなくなりました。
人との関わりが毎日に変化をくれた
B型事業所に通うようになって、大きく変わったのは生活の中に会話が増えたことです。
朝の「おはようございます」。
作業中の「これで合っていますか」。
帰るときの「また明日」。
一つひとつは短い言葉ですが、誰かと関わる機会があるだけで、一日が少し違って感じられました。
他の利用者さんと好きな音楽やゲームの話をしたり、昼食の感想を話したりすることもあります。体調の悪い日は、無理に会話をしなくても大丈夫です。
一人で過ごしたい日も、人と話したい日もある。
その日の自分に合った距離で人と関われることが、安心につながりました。
人生が劇的に変わったわけではない
B型事業所を利用したからといって、急に何でもできるようになったわけではありません。
今でも朝起きられない日はあります。人と関わることがつらくなり、休みたいと思うこともあります。将来への不安が、完全になくなったわけでもありません。
それでも、以前とは少し違います。
明日はどんな作業をしよう。
今度はパソコン作業に挑戦してみよう。
あの人に昨日の話の続きを聞いてみよう。
そんな小さな予定ができました。
「何もない一日」が、「少しやってみたいことがある一日」に変わったのです。
人生が急に素晴らしくなったわけではありません。ただ、以前より少しだけ面白くなりました。
私は、それで十分だと思っています。
就労継続支援B型は自分のペースを取り戻す場所
就労継続支援B型事業所は、障害や体調などの理由により、一般企業で働くことが難しい方が、自分のペースで作業や社会参加に取り組める福祉サービスです。
利用する目的は、人によって違います。
生活リズムを整えたい人。
自宅以外の居場所がほしい人。
人との関わりを増やしたい人。
得意な作業を見つけたい人。
工賃を得ながら働く経験を積みたい人。
最初から大きな目標を持っている必要はありません。「少し外に出てみたい」「今の生活を少し変えたい」という気持ちも、十分な一歩です。
「毎日が夏休み。」で小さな一歩を始めませんか
千葉県野田市の就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」では、一人ひとりの体調や気持ちを大切にしながら、自分に合った働き方を一緒に探しています。
パソコン作業、EC物販、内職、ミシン、古着の検品など、さまざまな作業を用意しています。
得意なことが分からなくても、実際に体験しながら探していけば大丈夫です。
毎日通えなくてもいい。
長時間作業できなくてもいい。
休憩しながらでもいい。
「働くこと」に自信がなくても、安心して始められる場所を目指しています。
人生を一気に変えようとしなくても大丈夫です。
見学に行ってみる。誰かと挨拶をする。初めての作業に少し触れてみる。
その小さな一歩から、毎日が少しずつ面白くなるかもしれません。
就労継続支援B型事業所「毎日が夏休み。」では、見学や体験利用のご相談を受け付けています。
野田市・流山市・柏市周辺でB型事業所をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
毎日が夏休み。
住所:千葉県野田市清水68
駒ビル3階2号室
電話番号:04-7197-3038
NEW
-
2026.09.18
-
2026.09.17「できない」を無理に...「みんなができているのに、自分だけできない」「...
-
2026.09.16仕事が嫌いでも、働け...「仕事が嫌いです」そう言うと、「甘えている」「...
-
2026.09.15「社会復帰」という言...「社会復帰を目指しましょう」福祉や医療、就労支...
-
2026.09.14B型事業所に来たら人生...「毎日が同じことの繰り返しで、何も面白くない」...
-
2026.09.11働く練習より「自分を...「働きたいけれど、自信がない」「仕事が長続きし...
-
2026.09.10「普通に働く」が難し...「普通に働く」が難しいと感じる理由働くことへの...
-
2026.09.09週5日働けなくても、人...「週5日、朝から夕方まで働けない自分はダメだ」「...